海外生活でも食べたくなってしまう納豆。特に我が家のメンズ達は納豆が大好きで買い溜めた物もすぐになくなってしまうのでマレーシア 生活3年目にしてついに自分で作るようになりました。
この記事では納豆作りに欠かせない長時間の保温にも大きな発泡スチロールやヨーグルトメーカーなど、特別な物は不使用で作る方法をご紹介します。
成功すればこの写真のようにしっかりと粘り気のある納豆になってくれる事でしょう♡
用意するもの
- 乾燥大豆:250g(軽く洗って8〜10時間程水につけて置く)
- 納豆菌用の納豆:30g程
- たっぷりの熱湯
- 耐熱容器(広くて浅いものがベター)
- 大さじの計量スプーン
- お玉
- 小さなボウル(小皿でも)
- 爪楊枝
↑熱湯消毒する為全て耐熱性のあるもの
- キッチンペーパー
- アルミホイル
- 圧力鍋
作り方
1.一晩水につけて戻した大豆の水を切り圧力鍋で蒸す。10分加圧して放置。軽く指で摘んで潰れるくらいになっていればOK。
2.調理器具を全て熱湯消毒して自然乾燥させる。
3.小さなボウルに納豆30g、大さじ2のお湯を入れて混ぜたものを用意する。
↓納豆菌用の納豆にも自家製納豆使っています。
4.大豆を蒸した圧力鍋の圧が抜けたらすぐにタッパーに取り出し3を全て混ぜ合わせる。
5.4を熱いうちにタッパーへ広げる。この時、3〜4段を目安にして大豆があまり厚く重ならないようにする。
6.大豆に蒸気の水滴が滴るのを防ぐ為のキッチンペーパーをタッパーに被せる。アルミホイルに通気の為の穴を爪楊枝で10箇所程開けてキッチンペーパーの上に被せる。ここまでで準備は完了です。(1〜6までで所要時間は約30分)
保温の仕方
耐熱性の容器や大きめのマグカップ等にたっぷり水を入れ3分程電子レンジで加熱し、温まった状態の電子レンジに大豆の入ったタッパーを入れ放置します。温まったマグカップ等もそのままに入れておきます。(湯たんぽ代わり)
電子レンジの温度が下がったと感じたら一度タッパーを取り出し3分程加熱して電子レンジ内を温めるのを繰り返します。
納豆菌を育てるためには約40度で16〜20時間の保温が必要だそうですが、タッパーの底を触って熱めのカイロくらいを目安としキープできたら大丈夫だと思います。
気温によって発酵の進み具合に差はあるかもしれませんが常夏のマレーシアは2時間置きくらいで約16時間保温すれば十分でした。
保温を開始したら食べる時まで納豆は混ぜません。
電子レンジ内で16時間保温した後の納豆です。納豆の香りとうっすらと被りと呼ばれる白い膜のようなものが確認できます。これは新鮮な納豆の特徴です。
調理器具は丁寧に熱湯消毒もしているので嫌なアンモニア臭もありません。
発酵後の食べ頃
納豆を発酵させたらそのまま冷蔵庫へタッパーを移動させ1日程熟成させます。
実際に食べてみると蒸し立ての大豆よりは少し固くなり市販の納豆よりも大豆の食感がある美味しい納豆になっていました!
納豆のアンモニア臭は失敗!?
アンモニア臭は雑菌や発酵時間が長過ぎることが原因で発生するらしいですが自家製納豆に挑戦したばかりの頃、うっかり発酵中の納豆の存在を忘れたまま就寝し15時間頃から21時間まで常温で放置された大豆達がアンモニア臭のある納豆になってしまった事があります。
そのままで食べるには臭いが気になりましたがお味噌汁に入れたり調理をすれば問題なく食べることができました。
おわりに
自家製納豆、コスパ良く美味しい納豆が量産できるのでおすすめです!
私が作る時は朝から発酵を開始できるように前日の夜から大豆を水に浸ける→朝一番に蒸して発酵開始→夜寝る前に冷蔵庫へ移動させ熟成→翌日食べる!という流れに落ち着きました。
自作した納豆を納豆菌用に使えるようになれば無限に納豆が作れるようになりますよ(笑)
我が家では市販の納豆の10パック分くらい作ってもわりと直ぐに食べ切りますが小分けにして保管する場合は密閉より空気に少し触れた状態が良いそうなので工夫が必要かもしれませんね。
時間はかかりますが作業自体は簡単なので興味のある方は一度挑戦されてみてはいかがでしょうか☺︎
最後まで読んでいただきありがとうございました♡